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野良師のつぶやき
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「野良師のつぶやき」

仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳

 山に行って来ました。
 南アルプスの仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳。天然のクーラーの効いた山中で、一泊二日の夏休暇です。

甲斐駒


   土曜日の深夜。長浜に集合。自分を含む4人(トッチャン、ナベチャン、サッチャン(仮名)とぼく)で出発。  経費節減の為、関ヶ原インターで乗って、名神・中央道経由して駒ヶ根インターで降りる。  真っ暗な山道をくねくねと走り、「仙流荘」に向かう。ここが無料駐車場となっていて、登山者はここで車を降り、あとはバスでしか入山できない。  仙流荘到着は朝の4時前。シュラフカバーと毛布にくるまって、屋外仮眠。天気は上々。好い日になりそうだと、夢うつつ思う。  6時にバス発車。山道を走り、7時北沢峠着。  ここで千葉のスナオチャンと合流。今回の山行メンバーはこの5人である。  北沢峠を出て、まずは仙丈ヶ岳に向かう。藪沢を上がるルートを取る。地名通りの沢沿いを、水の音を聞きながら登る。最初は木に囲まれていたが、最後はまさに沢沿いを。雪が、まだ残っていた。  ところどころに花が咲いていて、可憐さがほほえましい。 IMG_2435.jpg IMG_2439.jpg IMG_2442.jpg  登山って、決して難しいモノじゃない。  山をナメて言っているわけではなく、誰でも出来る行為と言う意味において。だって、することって言ったら、歩いているだけでしょ?  町中の照り返しの烈しいアスファルトの上を薄っぺらい靴で歩き、階段を上ることが出来るひとなら、山を歩くのはさして難しいことではない。  ちょっとの体力と、(山には天候などの不確定要素が非常に多いので)何が起こってもめげない覚悟と、それに対する備えさえあれば、だれでも楽しめるように思うのだが。  諸々の考え事をしたり、仲間達とクダらなくとも楽しい会話をしながら登っていくと、仙丈ヶ岳に着いてしまった。時間にして三時間ほど。  仙丈ヶ岳はどちらかというと、高山の割にみどりの多い山でやわらかな山容。あっけなく登れてしまった。  IMG_2443.jpg IMG_2455.jpg  ちょうどこのころから霧が出てきて、見通しが悪くなってきてしまう。山頂も人が多かったので、少し離れたところで昼ご飯にした。  名古屋はスガキヤのインスタントラーメンに恒例のしゃぶしゃぶモチ(←これは使えるアイテム)を浮かべて食す。旨い。  けれどもやっぱり霧は晴れず、やっぱり景色は良くない。先を急ぐように下山した。  今日の宿は「仙水小屋」。谷合いにある、三時半に到着。  小屋のおっちゃんたちは皆、実直そうで、いい雰囲気だった。  山の夜飯は早くて、夕方4時半から。ちょっとお酒呑んで、わいわいと談笑。  ここはとても涼しい。いや、寒いくらいだ。前の晩にほとんど寝ていないので、ちょっと横になると、すぐに眠くなる。あまりに快適で、いつの間にやらぼくは熟睡してしまった。たぶん就寝時間は7時頃。  Z Z Z z z z …  朝ご飯は3時半。三時過ぎに起きた。  4時半頃、夜が終わろうとしている時間に、出発。だんだん空が明るくなる。朝日を期待して登る。  峠にさしかかる頃にはすでに空は明るかったが、朝日は望めず。東の空の雲が邪魔だ。  仰ぐと駒ヶ岳が姿を見せる。その横の岩峰「摩利支天」が迫る。  登り続けること数分後、やっとこさ朝日が見えた。    IMG_2456.jpg IMG_2465.jpg  樹林帯を抜け、尾根に出るとそこは「駒津峰」あとは尾根づたいに駒ヶ岳を目指すのみ。岩の多い尾根である。  最後に急登が待っていたが、ただ歩くよりも(じつは)楽しい。岩に手を添え、足を上げて登ると、達成感が倍増する。  一苦労して駒ヶ岳に着くと、絶景が待っていた。  IMG_2473.jpg IMG_2466-2.jpg  とはいえ、霧が上がってきたり流されたりで、ずっと見晴らしがいいわけではない。水蒸気が多いらしく、富士山も八ヶ岳も見えなかった。  IMG_2496.jpg IMG_2493.jpg  ニンゲンはサルの進化した姿、という行動パターンを見事に表している僕たち。高いところがどうも好きらしい。     IMG_2488.jpg IMG_2487.jpg  そんなこんなで山上・雲上の世界を満喫し、下山することにした。  摩利支天という岩峰にも立ち寄って岩の世界を満喫し、景色と空気をしこたま味わって、名残を惜しみつつ、バスの時間を気にしながら下山した。  下山のバスは13時発。スナオチャンとはここでお別れ。  お風呂に浸かって疲れを取り、駒ヶ根で遅い昼飯。ソースカツ丼を食べ、帰路につく。  下界は暑い。じっとしていても汗が出る。  新聞広げれば、長野知事は村井氏に決まった様子。台風が近づいているという予報もある。  一気に現実に引き戻されてしまった。  お疲れさまでした。「野良師」であることを忘れて、また山に行きたいものです。  あ、台風は近畿を外れて東海・関東に向かったようですね。  山で台風にぶつかることもなく、うちの田んぼも台風に叩かれなくて、よかったよかった。  

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