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野良師のつぶやき
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「野良師のつぶやき」

黒いホクロのあるお米と色彩選別機

この丹生の山間地でのイネの栽培。
この土地で美味しいお米が獲れることは皆さんの口で感じて頂いているとしても、このお米にはひとつだけウイークポイントがあります。

山間地だからか、この田んぼには「カメムシ類」が多い。ぼくの見立てではホソハリカメムシってヤツが多いかな。
お米が実る直前、このカメムシがイタズラをしに来ます。

イネの穂が出て花開き受精が完了すると、籾殻の中には真っ白なミルク状の液体が形成されます。これが固まっておいしいお米が実るのですが、カメムシ君たちはお米になる前のこのミルクを吸うために集まってきます。


カメムシは長いストローのような口を米粒に突き刺し、中の液体を吸います。この吸われた所がのちのち黒い斑点となって玄米に色を付けるのです。お米の「検査」ではこの黒いホクロのついたお米は外観品質が悪いという理由で嫌われ、値段が下がります。 こんなのです。ご参考まで。↓ http://www.db.fks.ed.jp/pic/43790.001/images/43790.001.00012.jpg だから農家の多くの方は、いわゆる殺虫剤を撒いてカメムシを防除(退治)します。ぼくはなんとなくお米に農薬をかけるのが嫌だったので、その作業をしませんでした。 案の定、ぼくの作ったお米にはところどころに黒いホクロのついたお米が混ざっています。 昨日と今日はこのホクロつきのお米をはじき飛ばす機械を借りに行きました。場所はアルバイトなどでよくお世話になっている「大戸洞舎」。 この機械を色彩選別機といいます。仕組みは、滑り台を流れ落ちるお米の中から黒い色の付いたのを感知して小さなエアーガンではじき飛ばす、というもの。とても繊細で電子的な機械。そしてとても高価です。 機械にかけたお米は、うちの持ってるお米の中で一番ホクロの多いヤツ。一度通すことで8割の斑点粒はのぞけましたが、まだもう一回ぐらい機械を通した方がいいかもなあ、と思案中です。。。

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