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野良師のつぶやき
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「野良師のつぶやき」

エコを考えながら

エコ、エコ、エコ、と蝉の如く賑やかだ。商品にも税金にもエコ。商品にとりあえず頭文字を「e」にしてあって、eeee!(えーっ!)と驚くようなときもある。

で、これらの「エコ」は「エコロジー」の、ときには「エコノミー」の略なのだろう。つまり「生態学」か「経済学」の略。そもそも「エコ」は「環境」ではない。

(近年、大気や水の汚染、石油燃料の消費など環境問題について言われるようになり、これらは常に「生態学」の分野からアプローチを受け続けた。自然環境や生物そのものへの影響を生態学手法で測り、解決の方法をさぐっていた。そしていつの間にか自然保護・保全活動はエコロジー運動などと呼ばれるようになり、結果、環境にやさしいこと=エコロジーなんていう図式が出来上がった。)

 

 

さて。
その ecology の語源がおもしろい。eco+logyだ。economy は eco+nomy。どちらも語源はギリシア語。logy(logos)は論理、nomy(nomos)は管理、っていうのがそもそもの意味。じゃあecoは?

答えはeco (oicos)=「家」。ギリシア語で生活の最小単位っていう意味らしい。

ってことはエコロジーは家の論理、生活の論理、生きる仕組み、地球という家に住みつづけるための仕組み。
一方でエコノミー。これは、家の管理、生活管理、家政、家を守るための規範、地球という家に住み続けるための術。

となる。

二者は表と裏の関係にある。かつてはエコロジーのことを考えなくても、「自然」というのは圧倒的に強く逞しく、良いバランスが保たれてきた。しかし、産業革命と経済発展に従って人間が暴力的になり、だんだんバランスが崩れてきたのがこの100年。
(実際はエコロジーという言葉自体は新しく、19世紀に誕生したようなので、新語の部類。うまい言葉を考えたもんだ!と感心します。)

 

 

これからの社会はエコロジーとエコノミーのバランスをうまく取りながら進まないと続かないだろう。つまり、地球全体のバランスを生かしつづける新しい術とは何かを模索し答えを出さないと、ぼくらの子孫に取って生きにくい世界になってしまう。それを考えることこそが、真の「エコ」じゃなかろうか。

農業においても、普段の生活においても、常に直面し続ける問題です。ぼくに出来ること、少しずつ見えてきた。田んぼでできること、町でできること、琵琶湖でできること、山でできること・・・。そして、みんなで出来ること!

 

これからのことを、皆さんと一緒に考えたいです。そして、楽しんでいきたい。このわくわくする感じ、なんだろな。


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