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野良師のつぶやき
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「野良師のつぶやき」

地下農場のお話

先日、東京行ってきました。
その時に、ココに行ってきた。

大手町野村ビル地下にある「パソナオーツー」。

人材派遣会社のパソナが就農支援の一環で作った施設。ここでは、そのPRのための地下農場がある。
興味本位で、訪れてみた。
人工の光で植物を育ててるのだ。その時撮った写真がこちら。

IMG_2787.jpg




以前の記事「お遊戯か農業か」で、室内栽培についての疑問を投げかけたことがある。 その時の疑問は今だ持ち続けているのだが、とにもかくにも、その農場に足を踏み入れた感想を書いてみると・・・ まっさきに思ったのが、「空気が動かない」ということ。狭い空間にただ、植物があるだけ。 生活に彩りを持たすという目的の観葉植物ならまだしも、その室内の主たる目的が植物栽培であることに違和感を感じた。 なぜ、違和感があったのか。 私なりのたとえ話を交えて、少し話をふくらませてみよう。 自分の住みたい家、を建てることを考えてみる。その時、あなたは窓や扉をどのように配置させるであろうか。ぼくの場合、まずは南側に大きな開口を取りたい。少なくとも北半球の温暖な地域ではそういう家が多いのでは? もしくは、こんなふうに逆に考えてみる・・・窓のない家に住みたいかどうか・・・あなたはどうでしょうか。 つまり、その空間に足を踏み入れたときに、そういう類の、いわゆる「肉体感覚」での違和感があったのだ。 寝食を安心して行うために室内にて生活を送ることは、人間の文化的生活のひとつとして当たり前に行っているけれども、決して「外」と遮断されてはいない。窓から光を取り入れ、窓を開けて空気を入れ換える設備を備えた上で、家は造られてきた。 人が家の主役ならば、その主役を植物に置き換えてみて考えて欲しい。 つまり、この地下農場は植物が育つのに最適な空間だろうか。確かに水と土が持ち込まれ、空調が完備され、人工の明かりのオンオフで昼夜を生み出している空間が、植物にとって「いい」のだろうか。 そして、これも、農業のひとつだろうか? 皆さんの意見を聞きたいところです。 ただし。 パソナさんはこういう農業のあり方を提唱しているわけでは決してないようです。あくまでPRと農業の一端を見てもらうための話題作りであって、それ以上の目的はなさそう。誤解無きよう。 それはそれとしてふまえた上で、結論として、こういう植物栽培を「農」と呼ぶには抵抗がある。地下農場に足を踏み入れて、想いを新たにしました。 ▼後日談 先日、この地下農場で稲刈りがあった。 時事通信社の記事 フィギュアスケートの男子選手がスーツ姿で稲刈りしてる写真がアップされていた。農業が身近になるのは大歓迎だが、これもこれで、違和感(笑)。

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