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野良師のつぶやき
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「野良師のつぶやき」

萩は「草冠に秋」なのだ

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今、山を歩くと、萩の花がきれい。かわいらしい葉っぱと、紫色の小さな花。そういえば花札にも描かれていたっけ。

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この萩の花が咲く時期に食べるのが「おはぎ」、春の彼岸に食べるのが「ぼたもち」(=牡丹の花の時)だそうな。 で、本来は収穫したての皮の柔らかい小豆を丸ごと使うので、「おはぎ」は「つぶあん」、年越しの固くなった小豆を使うので「ぼたもち」は「こしあん」となるようです。 へええ。

脱穀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、田んぼの一年の集大成。脱穀の作業日でした。一週間前に刈り取りをした稲をちょっと原始的な機械を使って、みんなで脱穀・選別をしました。

初めての参加者も、これで何回目かという古くからの参加者も、一緒になって作業作業。今日も天気がいい一日でした!おつかれさまでした。

 

まず、ハサから稲を下し、まず「足踏み脱穀機」でガーコンガーコンと脱穀(※ 籾と藁を分け離すこと)をします。ぐるぐる回るドラムに穂先を当てると、バラバラと籾だけが叩き落とされます。「稲コキ」なんて言うこともありますね。

籾だけが集められたら、今度は「唐箕(とうみ)」でゴミや不棯籾(実の入ってない籾)を選り分けます。ハンドルを回して風を送り、軽いものを吹き飛ばします。

昔からこの作業は変わってないんですよね、理屈としては。風任せだったのが、人力になり動力になり、進化はするものの、基本は一緒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、この光景をみかけたウォーキング中のおばさまお二人(長浜の方でした)が、懐かしい〜と言って立ち寄ってくださいました。昔はみな、この脱穀機と唐箕を使ってたようです。

そんなこんなでちょっとセピアな写真を作ってみました。どうでしょう?懐かしく感じます?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あ、そうそう。いつも取り忘れるのですが、今日はパチリ。

お米を炊いてくれるスタッフ。火を自在に操り、旨いおこげ ごはん を炊いてくれます。ありがとう。外で食べるとおいしいね〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーあ

風、そしてぼくの未熟さ…。

なんと、月曜日、ハサが倒れました。朝起きてびっくり。ショックだったのですが、その日は知人友人総勢10名ほどが来て下さる日だったので、みんなに手伝ってもらって、なんとか直しました。ありがとう。

それにしても、なんということ。こんなにあっさりと転ぶとは…。近くで稲刈りしていたおっちゃんおばちゃんにアドヴァイスを頂き、さらにバージョンアップしたハサを作りました。稲もなんとか無事、感謝感謝。

ちなみに、そのお手伝いをしてくださった一団体は「雑穀の地産地消を考える会」のみなさん。アマランサスやアワ・キビなどの手入れと収穫に来て下さってました。

 

 

お昼御飯は、雑穀の会のメンバーが作ってくださったお弁当を河原で頂きました。気持ちのよいところ。たぶん詳細は「雑穀の会」のブログに載るでしょうから、割愛。

でも、そのランチのレシピを頂いたので掲載します。想像してください。すごいおいしかった。雑穀の可能性を感じました。

・琵琶湖産わかさぎひじき添え
・大豆のカレー風味コロッケ
・梅酢ごぼう
・秋茄子の高きび味噌
・高野豆腐とバターナッツのもちあわグラタン
・パンダ豆のアマランサスソース
・卵サラダ
・押し麦入りミネストローネ
・おやつプレート(雑穀ビスケット、キャラメル林檎のポップアマランサスクランブル、クリームチーズソース添え)

(しかし、この雑穀の会のおばさま おねえさま方は素敵でおもしろい人ばかり。今回も、ぼくの友人たちと混じってお昼ごはんをした時も、笑いっぱなし。まさかのマヤ暦の話はサイコーでした。)

[ 雑穀ブログのリンクを貼っておきますね〜>> part1 part2]

 

ってことで、おなかが一杯になったら作業作業。木を組み直して、稲をかけていきました。天気も良かったし、ありがたや。日暮れまで作業をして、無事完了。案外、この作業、楽しいかも。

ほんっっとに、ありがとうございました。みんな感謝感謝です!人力万歳!

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと勇敢な戦士、という写真。空が良い演出をしてくれてる。↑↑かっくいい〜!

 

 

 

この夜は、仲間達と「文右エ門」という余呉湖畔の民宿で泊まりました。初めて中に入ったのですが、かつて余呉の奥地「栃ノ木峠」にあった民家を移築したというその建物は、立派でした。建物の中も過去の面影をうまく残しつつ、新しい室礼とマッチさせていて、なかなか巧み。古民家好きにはたまらない。

宿から余呉湖畔まで綺麗な散策路でも整備されていたらなお良いかなあと思いましたが、料理もおいしかったし、満足満足。特にサイトは作ってない(商売熱心ではない?!)らしいので、適当に検索して宿ガイドなどで探してみてください。(と、さりげなく余呉宣伝)

 

 

稲刈りそしてハサガケ

稲刈りしました〜。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

みんなで田植えした全部は、とてもとても出来ませんでしたが、無事、ハサガケを完成させることが出来ました。おつかれさまでした!

来週26日はそのハサガケしたお米を取り入れます。皆さん、ふるってご参加を!今からでも間に合いますよ!

詳細はコチラに書いてます(スクロールして下の方を読んで下さい)→田んぼ舎告知

 

 

 

さてさて、稲刈りは秋晴れのもと行われました。ちょっと風が強い日で、こればかりはどうしようもない。肌寒いな、っていう声も聞かれましたが、良かった良かった。

稲。雑草は決して少なくはありませんでしたが、しっかりと実りました。しっかり手で刈り取り。出来るところまでの作業作業。感謝感謝。

 

 

 

 

 

珍客も来られました。ミヤマクワガタ。ちょっと寒そうに動いてました。

 

 

 

 

 

 

 

今回最年少の男の子。おむすび、おいしかったかな?今日のメインは炊き込みご飯のおむすびでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、お昼御飯タイムには、参加者の一人がやおら「ビオラ」を取り出して、超絶の演奏。すごい、うまい。なぜ、この田んぼにいるのか分からないけど(笑)、この方は本職のビオラ奏者です(と書くのもはばかられるほど、素っ気ない作業着と長靴での演奏でした)。ビオラをちょっと弾かせてもらいましたが、弦楽器ってオモシロい。ちょっとやってみたくなった。

ピアニカとギターと簡易セッションしちゃいました。

 

 

 

 

 

で、お昼御飯を挟んでからは、ハサガケ作業。これまた「できるところ」まで。夕日がいい感じに演出してくれました!ちょっと時間がオーバーしてしまったのが、反省点です。申し訳ありませんでした。しかし、最後まで皆様、おつかれさまでした!

ご参加くださり、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五環生活ブログ >> こちら

参加者のブログ

子だぬきさん

ya-coさん

(あらためて、ありがとうございました!)

 

湖の上で思ふ

漁業も農業と同じように一種の「斜陽」産業かもしれません。琵琶湖でも例外ではなく、年々漁獲高も減り、漁師さんも減る傾向にあるようです。寂しい話ですが、現実。

今日、ひょんなことをきっかけに湖北町の漁師さんにお会いする機会を得ました。その方は、広い視野で琵琶湖と魚について考えておられ、また「湖上タクシー」なるものを提案して、訪れる方に琵琶湖を案内されています。

 

さかのぼること12年。ぼくは学生時代、琵琶湖の水質を研究していました。何回か船に乗って琵琶湖の真ん中まで行きましたし、水深ごとに水を汲んだり、植物プランクトンを観察したりもしていました。

ですがそれは、ただ船に乗るのが楽しかったり、琵琶湖でカヌーをする延長で楽しんでいたり、そんな程度の「研究」。いいかえれば、娯楽のようなものです。琵琶湖を仕事場にする漁師さんの「生きた話」「暮らしと隣り合わせの話」はまったく聞いたことがありませんでした。そんなぼくにとって、今日の出会いは大きかった。

 

曰く、琵琶湖は山に囲まれ、そこを起点に里を流れてきた水が集まっている。その里に住まう人間が水を使い、その使い終わった水が琵琶湖に注ぐ。

数十年前と比べて、山やそこに生える植物、人口や家の数、工場や施設、はそこまで劇的に変わっていない(つまり湖北が田舎のままであるってこと)。けれども、ただ唯一大きく変わったのは「人間の水の使い方」だと。生活はモチロンだけれど、農業の水の使い方が大きいのだとも。

人間が水を使う。過去と今の水の使い方の変化が、琵琶湖に現れているということのよう。

 

確かに農業は昔と違う。碁盤目状に田んぼが整えられ、用排水が分離され、使う水の量は倍以上。肥料も数倍、農薬もたくさん使うようになった。そんな変化が閉鎖水系に悪影響を及ぼした。

・・・考えさせられた。「水」という必要不可欠な媒体が、農業を生かし発展させてきた反面、漁業を殺してきたという現実について。それくらい繊細で密接な関係があったことに驚かされもした。

もちろん学生時代にも、そういう事実を聞き、想像はしていたので知ってたつもりだったけれど、「肉感」したことは無かった。自分のことのように考えたことも無かった。まあ甘ちゃんの学生ならではですね・・・。

 

ぼくはカヌーが好きだ。そんで、琵琶湖も好き。農業も好き。湖魚もうまい(モロコもビワマスもフナ寿司もイワトコナマズも)。全部つながるし、全部生かしたい。

琵琶湖で農業やっておられる方は、ぜひ一度「湖上タクシー」に乗ってみてください。琵琶湖を外からしか眺めたこと無い方もぜひぜひ。そして何より、この漁師さんと話してみてください。ほんとうに楽しい方でした!

 

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農業も漁業もフィールドは違えど、大地にお世話になっている産業。手を取り合うべきだと強く思うようになりました。そして林業も、ですね。

同時に、琵琶湖の上流部に住む人間として、下流のことにもっと思いを馳せねばならないと思うに至りました。よっしゃ、こんど大阪行く時は、淀川の河口を見てこよう。

そして、大阪や京都のみんなには、ぜひ源流を案内しよう。そうしよう。

 

「つながる」「バランス」・・・。次の時代のキーワード。間違いなしっ!

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写真は、葛籠尾崎の東の湖上から。北部の山並み。